デザイン初心者が半年間デジハリで学んだこと

  • 2022.3.29.火
  • 2018.9.14.金

この記事は誰の何のため?

デザイナーに転職したい、デザイン学んでみたい、デジハリに入学を考えているという方向けに、自分の経験が役に立てばと思いデジタルハリウッド本科UI /  UXD専攻で半年間学んだことをnoteにまとめてみました。

自己紹介お願いします。

デザイナー1年生のあっくんです。スタートアップを2社経験後、今年4月に営業からデザイナーにキャリアチェンジ。同時にデジハリに入学しました。
現在は制作会社にてWebデザイナーとして働いています。ダンサー歴11年。

※現在、起業しデザイン会社を経営しています。

なぜデザイナーに?

きっかけは前職での原体験だったり、将来やりたいこと、デザイナーの将来性に可能性を感じたなど色々あるのですが、ご縁でデジタルハリウッドさんのインタビュー記事をご覧頂ければ幸いです。
デジハリに入学した動機にも少し触れています。激動の時代に、自己実現できる世界を創る。Maslow・安達氏がデザインを通して叶えたい未来像とは?Maslow株式会社代表取締役 安達卓則さん(デジタルハリウッドスクール本科UI/UXD専攻) このインタビューは、202dhaa.jp

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デジタルフォトグラフィックの授業の一環で撮影していただいた写真。

ぶっちゃけデジハリどう?

結論から言うと入学して良かったです。
卒業は来年4月になりますが、100万投資した価値があったと思っています。

何が良かったの?

今年4月に入学してから約半年間で僕が個人的に良かったと感じたことは主に以下の3つになります。

1、先生がAM○ZONの現役デザイナー
先生の経歴がすごい。海外でのデザイナー経験も長く、様々な分野のブランディングデザインやアートディレクションなども手掛けてきた方なので、授業の内容がどれも自身の経験に裏打ちされた実戦に使えるものばかりで本当に勉強になりました。

2、デザインだけでなくプレゼン力もかなり鍛えられた
デザインに関する知識やスキルを学ぶだけでなく、みんなの前でプレゼンするなどのアウトプットする機会が多く、先生やTA、生徒みんな(30人近く)からフィードバックを貰えるので、プレゼン力はかなり鍛えられたと思います。

3、生徒の質が高く、多様性がある
他の生徒のバックグラウンドや個性が非常に多様性に富んでいて、
面白い友達がたくさん増えました。
プロカメラマン歴45年で会社をやっているグラフィックデザイナーの方や、PM含むエンジニアの方も3人ほど、WEBディレクターや営業マン、元プロダクトデザイナー、イラストレーターの方などいろんな方がいて刺激になりました。

何を学んできたの?

これまでで主に以下のようなデザインを学んできました。

・CDジャケット&名刺デザイン
・サインデザイン
・デジタルフォトグラフィック
・広告デザイン
・ロゴデザイン 
・パッケージデザイン
・ブランディングデザイン
・Webデザイン…

特に中でもロゴデザインの考え方や制作の進め方などが
すごく楽しく勉強になりました。 
内容としては以下の記事で紹介されているFOLIOのロゴリニューアルでやっていたこととほぼ同じだったので、授業でどんなことをやっているかという説明はだいたいこれを読めばイメージできると思います。https://note.com/embed/notes/n1653f6ebb468

それ以外で学んだことは?

個人的に良かった学びを簡単にご紹介します。

デザインリサーチの重要性
→リサーチでインプットした情報の質と量に比例して、
アウトプットの質が上がる。コンビニで売るコーヒーのパッケージデザインを考える課題で、市場や競合を徹底的に調べリサーチにたくさんの時間を掛けたことで結果クラス内で優勝することができました。

■自分の限界の超え方
→プレゼン本番に100%力を発揮するのではなく、本番前のリハーサルで100%の状態で望むことで自分の壁を超えられる。コンペなどではその少しの詰めの差で勝敗が決まると言っていました。
僕はこの考え方自体はデザインも同じで、一度自分で完成させたデザインを客観的にみて疑いを持つことでこうしたらよりいいデザインができるのではないかと何度も思考を重ねることでデザインの質を高めて行く行為と似ているなと感じました。

言語化するとごく当たり前なことなのですが、どちらも授業を通じて実際に自分が体験して得られた学びなのでとても印象に残っています。

画像2

ブランディングデザインの課題で最優秀賞&生徒賞をW受賞。
ラボプロトの認知度を高めるためのブランディングデザインを考え、
僕はアプリのUIデザインを手掛けました。

デザイナーに転職するには?

とにかく行動すること。僕の場合、高卒、実務未経験、スキル0という圧倒的不利な状態で1ヶ月間本気で転職活動をし、なんとかデザイナーとしてキャリアを再スタートすることができましたが、その際シンプルに以下の2つのことを愚直にトライ&エラーしていきました。

①ポートフォリオをつくる。
②未経験OKのデザイナーを募集している企業に片っ端から会いに行く。


企業側にとってどれぐらいのスキルがあるか分からないと評価ができない、もっというと会う価値すらないと判断されてしまうので、自分の好きなものでもなんでもいいのでとにかくポートフォリオはつくりましょう。
特にWebデザイナーになりたいのであれば、自分のサイトでも何でもいいので0から自分でデザイン&コーディングしたものがあるといいと思います。

ただし、未経験なのであれば個人的には
・なぜデザイナーになりたいのか
・デザイナーになってから何をしたいのか
・自分には何が足りなくて、どういうスキルを身に付けたいのか
・デザイナーになるために今どういう行動をしているか
などのマインドセットや行動も同じぐらい大事なんじゃないかなと思います。

そもそもデザインってどうやって学ぶの?

インプットとアウトプットの繰り返し。ただしアウトプットは客観的な視点やフィードバックを得られる環境が必要なので、僕の場合、学校に通いながらデザイナーとして働くという選択をしました。
1年間週1で学校に通ってから、デザイナーに転職するのか、
デザイナーとして働きながら、1年間週1で学校に通うのかでは大きく差が開くと思います。
ちなみに株式会社ベイジのデザイナー兼経営者である枌谷さんは”本気で打ち込めるものと出会うための第一歩は投資”とインタビュー記事でおっしゃていました。例え給料が減ったり、残業が増えたとしても本気でデザイナーになりたいのであればすぐに行動に移すべきだとこれを読んで感じました。「デザインの仕事ができるなら不幸になってもよかった」枌谷 力さんの天邪鬼なデザイナー人生 | ReDesigner Magazine枌谷さんは、BtoBマーケティングやUX/UIデザインを得意とするWeb制作会社、株式会社ベイジのデザイナー兼経営者。元々magazine.redesigner.jp

あとトレースも非常にオススメです!以下の記事ですが、特にインプットとアウトプットのバランスについても触れられていてとても良い記事でした。https://note.com/embed/notes/n82399c8cfb74

UI / UX学んでないじゃん!笑

UI / UXは後期で本格的に学びます!前回は特別講義で株式会社rootのUXデザイナーの方が来てくださり、隣の人に自分がよく使っているサービスについてユーザーインタビューをしてカスタマージャーニーマップをつくったり、ペーパープロトタイプで自分の好きなサービスをつくり、実施にProttでプロトタイピングし、クラス内で発表しあったりしました。
僕は前職での原体験から、元々UXデザイナーになりたかったので、今めちゃくちゃ授業が楽しいです。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからデザイナーを目指している人にとって自分の経験はきっと誰かの役に立つのではないかと信じてnoteを始めることにしました。

僕自身まだまだ駆け出しデザイナーではありますが、これを機に日々自分が学んだことを発信して日々勉強していこうと思います。

以上、デザイン初心者が半年間デジハリで学んだことでした。

この記事を書いた人

TAKUNORI ADACHI

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